ゆる~くマイル

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2020年SFC修行ルートを大公開!

陸マイラー活動を始めて3年半、ついにSFC修行を行うことにしました!

今回は私が発券した修行ルートを大公開したいと思います。

今後のSFC修行をされる方に参考にしていただければ幸いです。

修行ルートはこれです!

私の修行ルートは下の表のようになっています。

総額 476,580円(うちSKYコイン32万コイン)、獲得PP 50617、PP単価 9.42円の修行ルートとなりました。 

(注:マレーシア航空 分を含めると、総額は 52万弱になります)

実質の持ち出しは156,580円でした。

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総額はそこそこの費用になってしまってはいますが、4回の旅行(A~D)で修行が完了するので体力的には楽なルートになっていると思います。就寝時間帯には移動しないので、寝るときは地上で寝られるというのも体力の温存につながると思います。

色分けは、航空券の発券単位ごととなります。マレーシア航空 分も含めると、5組の航空券を購入したことになります。

国際線はプレエコ(E)以上の予約クラスをメインとしています。これはPP単価を下げて効率を上げるというのが一番の目的ですが、それ以外に余裕あるシートの利用、ラウンジ利用による旅行感の自己演出、万一の場合に日程変更が可能であることなどを考慮した結果です。

修行ルート解説

海外発券と国際線の国内線切り込みによる沖縄往復を組み合わせ、それを繰り返すというルートとなります。ちょっと工夫しているところとしては、沖縄から成田へ飛ぶことで夕方のクアラルンプール便に乗り、約8時間の滞在時間の後、朝の成田便で早めに帰国できるようにしているところでしょうか。

表での旅程が分かりやすいように、表の左にA~Dで分けておきました。

旅程Aはクアラルンプールの単純往復です。

旅程B~Dは沖縄往復した後クアラルンプール往復をするようになっています。

結構シンプルな修行ルートになっていると思います。

この修業ルートを選んだ理由

修行ルートを決める上で自分なりのルールを設定しました。

  • PP単価は10円を切ること
  • できるだけ旅行回数を少なくすること
  • 週末に自宅でゆっくりできる時間を確保すること  

まずPP単価についてはあまり切り詰めることは考えませんでした。PP単価10円の総額50万円で予算を立てて、その中に収まるようにしていきました。

残りの2つは修行が私生活および社会人生活にできるだけ影響を与えないようにするために必要だと思いましたので、ルールとして設定しました。

自分が考えるこの修業ルートのメリット

 この修業ルートにはこんなメリットがあると思います。

  • 搭乗の組み合わせがほぼ固定されているので、ミスが起きづらい
  • 移動が就寝時間に重ならないので、ベッドで寝て体力を回復できる
  • 1回の旅程に2日必要だが、帰国できる時間が早いので、家族と夕食を食べてゆっくり休める

 個人的には後半二項目が大事かなと思っています。家族の理解も得やすいです。

自分が考えるこの修業ルートのデメリット

 逆に、デメリットは.....

  • 同じところばかり飛ぶので飽きる(だろう)
  • 3回金曜日に休まなくてはいけない
  • クアラルンプール滞在時間が深夜で8時間と短いので、観光できない
  • PP単価10円を切っているとはいえ、それなりに高額
  • SKYコインで支払えない航空券がある

ただし、ここに挙げたデメリットのいくつかは緩和が可能です。

それなりに高額になってしまった費用に関しては、マイルをSKYコインに交換して支払いを行うことで現金の出費を抑えることができます。自分も20万マイルを交換して32万SKYコインとし、費用に充てました。

SKYコインで支払えない旅程に対しては現金で支払う必要があります。自分の場合は表の中の緑で塗った航空券はSKYコインで支払えませんでした。これはおそらくマリンドエアを含めてしまったためではないかと思います。

自分の場合はもともとSKYコインで全額支払うことはできなかったので、緑の部分の航空券を現金で支払い、その他のオレンジ、青、白の航空券にはSKYコインを充てることで現金の支払いを減らしました。

全額をSKYコインで支払う予定の方は、マリンドエアやマレーシア航空 が含まれないルートを設定する必要があると思われます。

クアラルンプール滞在時間が8時間というのは乗り継ぎ時間としては十分な余裕がありますが、夜中であることを考えると手持ち無沙汰です。体を休める時間だと思ってラウンジでぐったりするか、思い切ってトランジットホテルに泊まるかするのが良いと思います。

修行は続くよ

私は現在修行中の身です。

マレーシアから日本に旅行中、というステータスです。

とはいえ、普通に生活し、会社で働いていますので、なにか変な気分です。

解脱に向けて頑張りたいと思います。

補足

ここから下は自分が修行ルートを検討する際に考えたことや、修行ルートに感じている不安などを書かせていただきます。

ビジネスクラスを利用する理由

一往復だけビジネスクラスを利用しています。ビジネスクラスで獲得PPを増やすことで、国内線利用を沖縄往復だけにすることができました。

国際線をプレエコ(E)に統一した場合、クアラルンプール往復と沖縄往復を3回繰り返して、さらにプレエコ(E)で日本に帰ってきてもPPが49000ほどにしかならず、解脱できません。

一度石垣へ飛べば50000PPに届くのですが、その場合はクアランプールへは羽田発の深夜便となり、羽田の乗り継ぎで8時間ほど待ちが発生してしまうため、時間がもったいないと感じました。プレエコでANAラウンジが使えるとはいえ、8時間はさすがに長過ぎます。

行きが遅い時間になると、返ってくるのも遅くなるため、自宅でゆっくりする時間が減ってしまうのも避けたいという理由もありました。

そのために一往復分をビジネスにする必要があった、というわけです。

価格は上がってしまいましたが、PP単価を見ると9.4円とまずまずです。ビジネスクラスも体験できるので、悪くない選択だと思っています。

最初にクアラルンプールへ行く便の選択

私は最初の便を成田深夜発のマレーシア航空 としました。これによって金曜日働いてから移動することができたので、金曜日を休まなくても良くなりました。

有給には限りがあるのでこのようにしましたが、別の選択肢もありました。

例えば、日本発クアラルンプール往復で最初の日本→クアラルンプール分と最後のクアラルンプール→日本分を発券し、その間にクアラルンプールと日本の往復を挟み込む、とうプランです。日本発券ですと割高にはなりますが、エコノミーでそこそこの費用で必要なPPが獲得できればそういったプランも有りだと思います。

ただ、その場合は4回金曜日に休みを取る必要が出てきてしまうのが問題点です。

旅程Aの2時間35分という乗り継ぎ時間についての不安

クアラルンプール国際空港(KLIA)での国際線の乗り継ぎで必要な最低接続時間(MCT)は60分です。ですので、時間的には十分です。

ただし、飛行機が遅れたりすると致命的になる可能性もあります。特に今回のように別切りの航空券の場合、前の便が遅延したからといって後続の便が待ってくれる、ということはないと思われます。別の便への振替も事前に連絡できれば可能ですが、出発してしまった後だとどうしようもありません。

そこまで極端に遅れなかったとしても、せっかく利用できるマレーシア航空 のゴールデンラウンジを十分楽しむ時間を取れない可能性もあります。

実際、8:00発のNH816の搭乗開始時刻は7:30なので、2時間ほどしか余裕がないとも考えられます。ここの余裕の無さはリスクとなります。

旅程Bのシンガポールでの1時間35分という乗り継ぎ時間についての不安

個人的にはこちらのほうが怖いです。

NH842の搭乗開始が30分前の10:20とすると、実質1時間しかありません。

チャンギ空港は広いですし、15年ほど前に一度行ったきりでほぼ初めてと言っていい状況です。

この乗り継ぎ時間で家族へのおみやげを買い、ラウンジに潜入することができるのか、不安でなりません。

それ以上に不安なのがOD801便、マリンドエアが遅延しないかということです。予約時にはマレーシア航空 という選択肢もあったのですが、「利用したことがない航空会社を利用してみたい」ということでマリンドエアを選択しました。

これが裏目に出ないとよいのですが....

単調な修行ルートのはずが、意外と変化があって楽しいかも

ループを3回回すだけ、という単調な修行ルートになるはずだったのですが、ルートが確定してみると、意外と変化がある修行ルートになっていました。

旅程AとBまでは、一便たりとも同じ便には乗っていません。

旅程Cでは流石に沖縄往復とNH815は同じなのですが、次のNH816はビジネスクラスです。同じ場所に行き続けてはいますが、微妙に経由地が変わったりクラスが変わったりで意外と飽きが来ないのではないか、と考えています。

海外発券の航空券の手配は難しくない

航空券は全てANAのホームページから手配しました。

航空券についてはいわゆる海外発券という方法で発券しています。といっても難しいものではなく、出発地をクアラルンプール、到着地を日本として発券するだけです。

実際には沖縄の往復を含めるために、複数都市というメニューから予約を行います。

そこで各フライトの出発地と目的地、フライト日付を指定して検索すれば目的の航空券を見つけられます。

ANAマイルをSKYコインへ交換する際の注意点

私の修行ルートではSKYコインで支払いができない航空券ができてしまいました。

ANAのWebサイトで予約ができるものが、必ずSKYコインで支払える、というわけではないことに注意が必要です。

SKYコインに交換してしまったあとで購入できないことに気づいても遅いですから...

航空券の発券時期は早めが良い

私の場合は、12月の上旬に航空券を発券しました。

実は、検討を始めていた11月の上旬であれば、航空券はもう少し安く総額で44万円弱で手配が可能でした。日程も全く同じですので、やはり早く手配を行うのは重要でした。

最初のマレーシア航空 分を含めても50万円で解脱できるわけですから。

航空券の発券は一気に行ったほうが良い

今回の航空券の発券は、ANA発券分は一気に行いました。というのも残席が少ないフライトがいくつかあったからです。

特に国際線の場合、残席がなくなってしまうと修行日程の見直しが必要になるため、予定の調整が大変になってしまいます。

購入中に売り切れてしまうと最悪ですので、修行日程が決まったら一気に発券してしまいましょう。

観光ほぼゼロ!マレーシア・シンガポールへは入国せず

マレーシアへの入国はしない予定です。8時間の滞在時間があるとはいえ、到着は深夜なので入国してもやることがないと思われるからです。

クアラルンプール国際空港ではプライオリティパスのラウンジとマレーシア航空 のラウンジがそれぞれ3時間、計6時間使えるのでそこで時間をつぶすか、トランジットホテルで寝るかになると思います。多分トランジットホテルで寝ます。

シンガポールは乗り継ぎ時間が短いですし、乗り継ぎですので最初から入国は考えていませんでした。

 ラウンジ利用とお土産を物色するぐらいしか楽しみがない修行ルートとも言えそうです。

 

以上、私の2020年SFC修行のルートについてでした。

ではでは。